海中環境情報自動収集システム「マクリル」

漁業者の方は、気象庁が発表する海水温の分布や、気象衛星が受信した水温のデータを元に、効率の良い漁業を目指している方が殆どだと思いますが、それでも目的の魚群には巡り合えないのが現状だと思います。

その理由の一つとして、表層の水温と、水深100mから200mを回遊している魚が生息する水温にはかなりの違いがあるため、
気象衛星の情報や、現在の漁船が搭載している温度センサーが表す表層の水温では判断が難しくなるためです。

この海中環境情報自動収集システム「マクリル」は、底層水温と塩分濃度を直接計測することができる装置です。